地平線と溶け合う、果てしない白銀の道

天と地の境界線を行く
眼前に広がるのは、まるで天空への階段のような光景。真っ直ぐに伸びる白い道は、緑なす丘陵の頂きへと静かに続く。左右に広がる牧草地は、風に揺れて波打つ緑の海。その先には、果てしない青い空が広がる。
ここは、日本最北端の地・宗谷岬。しかし、この白い道は、観光客で賑わう岬のモニュメントからはほんの少し外れた場所にひっそりと存在する。知る人ぞ知る、北海道の隠された絶景の一つだ。

白い道を抜けた先には、雄大な風車が立ち並ぶ景色が広がる。緑に映える草原と、青い空に広がる真っ白な風車のコントラストが最北の大地を彩る。

アクセス
稚内市街地から宗谷岬方面へ車で約30分。
宗谷郵便局横の「宗谷公園入口」の看板を目印に左折すると、白い道入口の案内。
白い道の区間は約3㎞ほど。道幅は狭いがところどころに離合可能なスペースあり。