
果てしなく伸びる道、空へと誘う28.1kmの旅路。緑濃き知床の森に、一筋の道が天を目指して伸びている。

この道は、知床半島の中心を貫く国道334号線の一部。1971年に開通し、知床横断道路としても知られる。かつて人の足跡すら稀だったこの地に、現代の技術が切り開いた道は、今や自然との共生を象徴する存在となった。春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の銀世界と、四季折々に表情を変える森の中を、道は真っ直ぐに伸びていく。
アクセス
斜里市街地から知床方面へ国道334号線を直進。
朱円地区を過ぎた左カーブの交差点を直進方向へ進むと展望台に到着する。